ゆとり世代、田舎へ移住する

平成生まれのゆとりど真ん中世代が移住して思ったことなどを書く日記

私が田舎に移住した理由(これといった理由は無い)

そもそもなぜ明日香村に移住することになったのか。

 

きっかけは、奥さん(当時は彼女)の転職がです。

転職といっても、職種は看護師のまま、勤務先の病院を変えたい、という話でした。(転院?)

その話の中で、いっそのことその新しい病院の近くにでも引っ越して、一緒に暮らそうということになり、「それはいいけど、どこに引っ越すの?」と私が聞いてみたところ、奥さんが第一声、

「明日香村!」

と言ったのがはじまりでした。

 

なぜ、奥さんは一切の迷いなく明日香村を提案したのか。理由は奥さん曰く「いいところだから」とのこと。それ以外の理由は特になし。確かに明日香村は一度遊びに行ったことがあり、それはとてもいいところだと感じたのは覚えていました。しかし、他にも遊びに行ったところはあり、その中から明日香村をピンポイントで出してきたのは意外でした。

ちなみに奥さんは兵庫県出身で、奈良県には親戚も友人もいません。本当に村自体がなんとなく気に入っただけみたいです。また、田舎で喫茶店を開くとか、そういう一旗揚げるつもりも一切ありませんでした。(冗談で色々話に出たりはしましたが)

 

「只々いいところだったから、引っ越すことにした」

移住した理由をシンプルに言うならば、この一言につきます。

 

最近、「田舎に移住してスローライフ」みたいな話はよく聞きますが、上述したような店を開くとか、何とか団体の活動に所属して貢献する、みたいなスケールのでかい移住話ばかりで、移住を勧奨するばかりか、逆に「何か大きなことを企画していないと移住できないのか」とハードルを上げている感じがしてなりません。

そうじゃなくて、移住なんて所詮引っ越しなんだから、したいと思った時にすればいいんです。だから私も奥さんの提案に即承諾しました。(実際は数分くらい、会社に通勤できるかどうか調べてましたが…)

 

要するに、明日香村に移住した理由は「明日香村がいいところだったので」ということになります。ほとんど理由になってません。本能のおもむくまま移動した感じです。でも、それで正解だったと私は思っています。